盗聴器を発見するために必要な盗聴器発見器

元発見業者直伝!盗聴器発見器を駆使するマル秘テクニック!
・簡易的な発見作業では盗聴器を見つけられなかった
・盗聴器が仕掛けられている疑念が拭い去れない
・多少お金がかかってもいいから、本格的な機材で盗聴器発見作業をしたい

そういう場合は、盗聴器発見器(広帯域受信機)を手に入れて、発見作業をおこなうという方法を
おすすめします。しかしながら、「そんな物を入手したところで上手く使える自信がない」という不安を
お持ちの方もいらっしゃるでしょう。ここではそんな方に向けて、盗聴器発見器のシンプルな利用方法をご紹介します。

まず、以下の三つをご用意ください。

・ハンディータイプの広帯域受信機(1万〜3万円ほど)
・音を出す電化製品(ラジオやステレオなどの音源)
・手袋(盗聴器に自分の指紋を付けないため)

次に、盗聴器発見に適した環境を作ります。

・部屋の窓や扉を閉め、密室空間を作る
・部屋の照明や家電製品の電源を入れておく
・用意した音源を起動させた状態で設置(音を鳴らすことで起動する盗聴器があるため)
・固定電話の受話器を取って「117」にダイヤルし、通話状態にする

ここまで用意したら、いよいよ調査開始です。
盗聴器がある場合、ハンディー機を起動してスキャン機能を実行すると、警告音とハウリング音が発生し、
ハンディー機から周囲の音が聞こえます。
警告音が聞こえたらハンディー機を旋回させて、ハウリング現象が最も強く起こる箇所を特定してください。

その箇所を叩き、ハンディー機からその音が聞こえたら、盗聴器があることが確実なので、
速やかに警察に連絡しましょう。くれぐれも自分で盗聴器を取り外す行為はお控えください。

盗聴器受信機はどう選ぶ?プロが使うおすすめ機種とその実力を徹底紹介!
・いつ盗聴の被害に遭うかも分からないのに、何の備えも無いのはあまりにも心許ない
・自宅に盗聴器が仕掛けられているかどうか、いつでも分かるような機械が欲しい

そんなふうに考えている方は、少なからずいらっしゃると思います。
そういう方のために、実売価格5万円以内(2017年2月現在)の
ハンディタイプ盗聴器受信機(広帯域受信機)を三つおすすめしたいと思います。
アイコム IC-R6(実売価格2万円前後)

軽量で電池の持ちが良いので、非常にユーザビリティが高い機種。
小型の割には受信感度が良く、機能を豊富に備えている高性能マシンです。

アルインコ DJ-X11(実売価格4万円程度)

広範囲の周波数帯に対応した受信性能や、音声ガイド付きの盗聴器発見機能を備えた頼もしい機種です。
ただ、ノイズが多いという欠点もあります。

八重洲無線 VX-3(実売価格2.5万円程度)

取り分けコンパクトな受信機。
購入後すぐに実用可能な使い勝手の良い機能や、受信感度の高さを備えたハイスペック・レシーバーです

ただし、これらの盗聴器受信機で発見できるのはアナログ盗聴器に限ります。高周波数電波を使うデジタル盗聴器や、電波周波数が頻繁に入れ替わるスクランブル盗聴器などは、より高性能なデスクトップタイプの盗聴器受信機でしか発見できません。しかし、実売価格数十万円のものなので、業者でもこのレベルの機種を持っている所は少ないというのが実情です。
1万円の盗聴器発見器ってどう?その実力を元発見業者が徹底レビュー!
「盗聴器発見器が1万円で買える!」
若い女性をはじめとした盗聴や盗撮を心配する方を購入対象にしているのが、
実売価格1万円ぐらいの盗聴器発見器(広帯域受信機)です。

比較的安価で、電気街や通販などで簡単に入手できることから、
購入を前向きに検討している方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、そういった1万円クラスの発見器の実力を検証した、私なりのレビューをご紹介します。

UHF波について
UHF波については、受信感度が良すぎてあらゆる電波に反応してしまうため、
盗聴器に反応しているのかどうかが分かりにくいです。

街なかだけではなく、郊外などでも警報ランプが点灯してしまいます。
この問題は、受信感度を最低レベルに落としても解消できませんでした。
カバーしている周波数帯がそれほど広くないことや、盗聴器の音声を復調したり画像解析したりする
手段がないことからで、発見できる盗聴器の種類はかなり限定されます。

このクラスのレシーバーで、ステルス盗聴器・デジタル盗聴器はもちろんのこと、
1Ghz超のアナログ盗聴器を発見することも不可能に近いでしょう。

結論として、1万円クラスの発見器はあまりお勧めできません。
ハンディータイプで、誤作動が少なく、対応周波数帯が広いという盗聴発見器は存在しないのです。

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